「地味な邦画みたいな作品ですが、人にすすめたくなる。魅力が説明しづらいけど......。」
「まず装丁がすき。そして、短編映画を観ているような話の流れがすき。そして雰囲気がすき。夏の間にできた、二度と会うことのない友人とのはかなく痛々しくも力強い友情。そのひと夏が少年を大人にした。ほんわかした雰囲気の中に、結構痛い現実があったりする不思議な作品。」
「ひょうひょうとしながら、その隙間に潜んだ毒が心地よい。こういう人の悪さと、優しさとあほらしさが、大好きです。これからも描き続けてほしいので、おススメ。まずは読んでみてください。」
「二人の表情が薄いだけコマの中に細やかな気配りで溢れている。初単行本にしてこの完成度ということで既に年末の各種ランキング本にも登場し注目を集めているが、期待をバネにのぼりつめて欲しい。」