選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞

『GAME OVER』(水谷フーカ)

  • 「ほんわか幸せいっぱいになるラブストーリー。 年の差カップルがツボ。」

    「あぁ幸せっていいなぁ。こんな出会いがあったら、なんて本気で考えてしまうほどの"幸せな"コミックでした。短編集からなるこのコミックですが、タイトルになっている「GAME OVER」が素敵過ぎました。バスの窓に写る彼女を見てましたなんて・・赤面しながら読みました。こんなことが現実に起きていることなんてないと思いますが、コミックの中だけでもこんな素敵な出会いあってもいいですよね。是非幸せ分けて欲しい。」

    「この漫画をひとに薦めた際に「キレイなところしか描かれないのが物足りない」と言われることもありましたが、逆にそれがこの漫画のいいところだと思いました。年齢差がありすぎるカップルに、現実的な苦労話が無いわけがないんです。しかしそれをあえて深く描きすぎずに主人公二人それぞれの心の中だけを丁寧に追うということで、どこか童話のような不思議な切なさをもたらしてくれるのです。2010年に読んだコミックの中で、もっとも胸がときめいたのはこの作品です。」

    「一気に何点か出版されて、どの作品も良作多い先生ですのでどれを推して行くか大変迷いましたが、とりあえず復活第一段目の作品ですのでこちらで。ここ最近無かった古いタイプの恋愛モノです。しっかりとしたお話しが魅力的ですね。年上のしっかりお姉さんが男の子にメロメロになっていく様は読んでいるこちらがこっぱずかしくなりますが、それが楽しいのです!昔の少女マンガってこんなタイプの作品が多かった気がしますが如何でしょうか?」

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