選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2013一次選考作品

『式の前日』穂積

  • 式の前日 (フラワーコミックス)

  • 「『騙された!』表題作を読み終えた瞬間に思わずこう感じてしまった作品。他の収録作も心地良く視点や発想を少しズラしていくこの物語の構成力はハンパなかったですね。質の良いミステリ小説を読んだ時の心地良さに似た感覚...現在連載中の新作、早く読んでみたいなぁ...」

    「新人とは思えぬ成熟度。表題作の緊密な構成力に賛辞を送ります。」

    「新人さんとは思えないやわらかでおだやかな雰囲気がある短編集。女性にはもちろん男性にもお勧めできる一冊。」

    「いろんな「ふたり」が描き出す小さなドラマが静かに心に染み込み、何度となく読み返してしまいました。短編なのに世界観がある。」

    「冠婚葬祭というか、生と死というか、そういう不可逆な出来事を描きつつ、揃いも揃ってこんなにも前向きな気分にさせてくれるとは脱帽です。これを読めば端正な6 つの物語に出会えます。」

    「かけがえのない、『ふたりきり』の時間。その時間はいつか形を変えていく。どこか切なく、優しい物語。」

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