「中世も後期になろうとしている頃のアルプス地方にある関所をめぐる話。非情な関守により関所破りは何度も退けられており、関所破りを企てた者たちへの報復はそれはそれは残酷でそれがこのマンガの一つの見所なんだろう。でも、それだけじゃなくて、最新巻で描かれた関所内で繰り広げられる攻防の躍動感、疾走感は一見の価値あり。」
「死亡フラグが立っている人も、現状打破の希望に見えた人もどんどん死んでいく展開の中で、ようやく本当の転換期が訪れたように思え、盛り上がりを増している。オビの文句もいつも素敵。」
「5巻分、蹂躙されにされまくり迫害されにされ尽くした、ここまで溜めに溜めた怒りがついに解き放たれようとしている。このカタルシス感たるや!早く続きが読みたい。」