「私的2013年トップ!葦原さんは『リリエンタール』から大好きな作家さんですが、今作はさらに完成度が高まっていると思います。SF考証の確かさもさることながら、実は相当重いテーマを描いているにもかかわらず、キャラの柔軟性というかユルさというか、そういった中和材料がほのぼの感さえ感じさせるのは本当にスゴイっ!でも決して奇をてらった内容ではなく、少年SFマンガのド王道を突き進んでいるのは本当に素晴らしいかと。今年2014年はさらなる注目が集まることでしょう。でもブレないで今の雰囲気で展開し続けてほしいと思います!」
「ほのぼのとした絵柄なのに、なにやら殺伐しているギャップがたまりません。大きく動き始めた物語がどこに向かっていくのか、これから楽しみです。」
「今までのジャンプにはありそうで無かった正統派SF作品です。設定も難解にならないんだけど奥深く、続きが気になる作品。」
「SFアクションと銘打ちつつ、水面下の暗躍、もとい人間ドラマのほうが主眼かと。派手さよりもじっくり読ませるタイプの話です。なにしろ一話目見開きイラストの意味が判るのが2巻、主人公の口癖の意味が判るのが3巻と、ストーリー展開が遅い。ジャンプでこれで大丈夫かと、別の意味でもドキドキします。」
「地球防衛軍VS侵略者(?)の「本格SFアクション」少年マンガ。超おもしろい。設定がこまかくて、読みこむほどに発見がある。いいですね。戦隊ものとしての良さもあるのかなあとか思ったり(ちがうけど)。すげー地味なんですけど、じっくり読む少年マンガってのもありだよなあ。ありですよね?これも、もっと売れてほしいタイトルではあります。」