「40歳、独身。人生崖っぷちに追い詰められた、主人公が迷い込んだのは、ホステスの平均年令60歳オーバーの超高齢BAR......という設定がまず面白くて引き込まれる。リストラされて、職場では厄介者扱いされているアラフォー女性も、BARでは小娘でギャル扱い。どうしようもなくリアルな老いと貧しさが描かれながらも底抜けに明るい。年をとるのはぜんぜん怖くなくて、まだまだ楽しいことがたくさんあるんだなあと思わせてくれる一冊。」
「テーマが段々と重くなっていますが、読んだ後の読後感が凄いです。本当に色んな人に読んで貰いたい作品。」