選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2016ノミネート作品

『僕だけがいない街』三部 けい

  • 僕だけがいない街(7)<僕だけがいない街> (角川コミックス・エース)

  • 「3年連続で票を投じさせていただく。間違いなく日本マンガ史上に残るであろうサスペンスマンガ(万一今後の展開やエンディングがそうならなかったら、作品のファンは悲しみにくれると思う)。ストーリーとしては前半の山場を超えて、いよいよここから大きく展開するであろうところ。読み手にとっての気は熟した。張り巡らされた伏線はどのように回収されていくのか。 5巻までのじりじりするような構成は読み手にとっては楽しみでもあったが、次巻を待つのがつらい展開でもあった。物語が一気に展開したいまなら、一気読みから次巻以降への思いを巡らせることができるはず。恐らくは残り巻数もそう多くはない。リアルタイムで歴史の証人になるのはいま!」

    「ストーリーも良いし、キャラクターも魅力的。」

    「クライマックスが続くかのような感覚で、常にドキドキします。次の展開が予想通りでも「なるほど」、予想外でも「なるほど」と思わされるのが、とても面白いです。」

    「人事異動で生活環境が変わり、2015年後半は思うようにマンガが読めなかった。発売からだいぶ日にちがたって久しぶりに読んだら・・・もうあっという間に物語の世界に連れ戻されました。これこれ!そうそう!前の巻ここで終わってたんだよな~!読者を捕らえて離さない、見せ方を研究しつくしてるな、と。今年こそ大賞を!」

    「さて、今年の自分は去年からの続きが多い。大体失速するものなんだが結局みてしまうう。そう、今年自分はほぼ紙のマンガを買わなくなったのだ。だが、出張が多いと、かさばるのに、買ってしまう。なんだろう。自分の許していい領域。去年からの引き続きなので、映像化してしまったものが多い。これはいたしかたない。その中でこれは最たるものだ。ええ。たつやがやるのか。きっとやっぱり見てしまう。」

    「必ず単行本の最後で次の巻への「引き」となる場面で終わる構成の見事さは素晴らしいという他ない。1巻だけでなく、毎巻そうなのだから、堪らない。おそらく次巻の8巻か、長くとも9巻で終わると思うが、物語の初めから最後まで考えて描かれている感じがする1本の長編作品として完成度の高いミステリー。アニメが始まり、実写映画も公開が控えているので放っておいても売れるだろうが、それでもやはり推しておきたい。」

    「6巻の展開に衝撃。5巻のヒキも相当で6巻が待ち遠しかったけど、まさかの展開で本当に驚いた。こういう衝撃が漫画を読んでるっとあるから、漫画はやめられないな~」

    「次の展開が気になり、一気に読み終えたくなるSFサスペンス作品。」

    「よくあるループものかと思いきや、サスペンス要素がしっかりしている上に、幼少期と現代がうまくリンクしていき、ストーリーに引き込まれていきます。」

    「1〜7巻を何度も読み返してます。一人リバイバルごっごにご注意くださいっ!!」

    「前回大賞逃して、なんで!?と叫んだ。犯人の手によって記憶を失った主人公に、またも犯人の魔の手が忍び寄るのがみどころ。」

    「トリッキーな設定を生かしきったサスペンスに加え、どストレートな成長テーマを押し出し、ピュアな恋まで描いちゃう。ひねりと回転を組み合わせた超高難度の技を決めたから、後は着地ですね。作者がどんなオチを用意しているのかドキドキです。」

    「今一番続きが気になる漫画。いつも想像の斜め上を行く展開に、1冊読むたびに「つ、次を早く!!」とじたばたしてしまう。とにかく今後の展開がまったく読めない。ただただ作者に翻弄されるのみだが、実に面白い。」

    「この巻で遂に結末が!と思ったのにまだ続きが(笑)。でも次のミステリーも面白そう。今年発売された巻はちょっともどかしい展開ですが、期待を込めて。」

    「男女問わず誰に紹介しても必ず面白い!と言われる作品。さすがです!アニメ化・映画化と、かなり旋風をおこしているのも頷けます。」

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