「飲食店でポイントが貯まるともらえる「孤食ロボット」。あれを食べろ、これを食べると、世話をやく。"おかん"みたいなロボットをもらっちゃった人の日常がオムニバスで描かれている作品です。だいたい外食ばかりになっているのは何かしら理由があって、寂しさやトラブルやつまづきや、何かしらある。ロボットも必ずしも歓迎されなくて、冷たく当たられたりもするわけですが、少しずつ人間関係ができていく様子もグッとくる。くすくす笑いとホロリのバランスも抜群。ひとりぐらしを始めたばかりの友だちにプレゼントしたい一冊。」
「小さなロボットが食生活へのアドバイスをする姿がかいがいしくて癖になるマンガ。岩岡ヒサエ先生は、個人的には全部「当たり」なマンガ家だけど、これはそのなかでも大当たり。今までの一番だった『土星マンション』に勝るとも劣らない感じ。」