選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2018一次選考作品

『ワニ男爵』岡田卓也

  • ワニ男爵(2) (モーニング KC)

  • 「ジェントルマンで素敵」

    「シニカル!」

    「ワニ男爵との最初の出会いは、週刊モーニング。不定期連載で始まった。1話でもう引き込まれた。まず、なぜワニ?そして彼は非常に紳士・・・で、相棒は口が悪くてちょっと情けないうさぎという組み合わせ。そんな二人がぶらぶら食べ歩きするマンガなのだが、独特の風味で繰り出されるシュールな笑いにもう夢中。脇を固めるキャラクターもいい味(グルメマンガだけに)。まず、ビーバーの「ジャスティン」。もう一度言う。ジャスティン(ビーバー)。彼はラビットボーイのライバルという存在で、連載の途中のタイミングで初めて姿を見せるのだが、そのインパクトたるや。このマンガがグルメとワニのキャラクターだけじゃない、もう一段階別の笑いをとれるんだぞ、というのを見せ付けられたのであった。これはギャグマンガなのかグルメマンガなのか?そんな疑問も一瞬で忘れてしまう。ただただ癒しの笑いを届けてくれる唯一のグルメ漫画。絵柄もいい雰囲気。絵本にもあいそう。誰にでもおすすめできるので、すでにいろんな人に声をかけている。」

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