選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2018一次選考作品

『ダンス・ダンス・ダンスール』ジョージ朝倉

  • ダンス・ダンス・ダンスール 7 (ビッグコミックス)

  • 「ジョージ朝倉さんの作品を読むと、胸がいっぱいになる。ぎゅっとつかまれる。青春の痛さや精一杯さを感じられる不思議な熱量をもったマンガだ。私は「溺れるナイフ」がとても好きだったのだが、今回の「ダンスダンスダンスール」にも夢中になった。主人公が成長とともにどんどん「男」になっていく様子と、そして男女の恋愛ものと、スポーツ(バレエ)の要素と、全てがつまった贅沢な作品である。そして、キャラクターたちの魅力もたまらない!視線ひとつとっても心を射抜かれるような演出とページ、絵に出あえる。破天荒だけど「いいやつ」である主人公じゅんぺーの選択が、時に読者である私の想像を超えてくるのだが、それがまたどんどんと物語に引き込まれていく。あつい気持ちになれる漫画だ!」

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