「何故博物館が存在すろのかを小難しく解説したものではない。特色があり過ぎなキャラが本当に好きなものを未来に繋ぐために全力を注ぐ痛快な物語である。」
「2巻3巻と進むにつれ恐竜・鉱物・南極&極地研についてなど、ジャンル的にも更なる広がりを見せており、ますます知的好奇心をくすぐられずにはいられません。登場人物も愛すべきキャラクターばかりで、人間ドラマを絡めたエピソードには感動させられることもしばしば。早良先生は実際に博物館で仕事をされていたご経験もあるということで、作中で取り上げられる生物や、語られるトリビア的なものも一歩踏み込んだマニアックで興味津々なものが多く、読んでいて「生き物好きでいて良かったー!」と嬉しくなります。生物好き・博物館好きな方にはぜひ読んでみてほしい作品です!」
「博物館で働く人たちの物語。このマンガに出てくる様々な専門を持つ変人たちの働く姿や、想いに触れると、子供の頃の好奇心を呼び覚まされるような気がします。自分が何かを好きだったこと、好きになるきっかけを与えてくれた人たちのことといった、自分を形作る原点のようなものが思い出されてきて、自分を見直すきっかけを与えてくれます。日々に追われて見逃している美しい世界を、改めて見直すきっかけを与えてくれるマンガです。」
「博物館は私の勝手なイメージの中では静かな空間で特別なものを観に行くと言う感じがしています。ですが、それもこの作品を読むまでのこと。すべてが覆されました!いい意味で。興味深い内容に加えて知ることのできない現場の状況を知れば知るほど博物館での展示を見る目が変わります。」