選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2019一次選考作品

『総天然色 バカ姉弟』安達哲

  • 総天然色 バカ姉弟(2) (KCデラックス)

  • 「ただの癒し系ギャグと捉えてほしくない漫画です。個人的な解釈としては、同作家の「さくらの唄」(全3巻)という究極のウツ漫画とテーマが同じだと思っています。もちろん主人公のおねいと弟は可愛いし、周りの登場人物たちも魅力的なのですが。完全カラーで、独特な世界観とノスタルジックな空気、それでいて共感と笑いが含まれていて、最終的には癒されます。(個人的な話ばかりで申し訳ないですが)安達哲という作者を、漫画に限らず全ての表現者の中で私は一番に尊敬しています。本当にすごいです、この作者。ヤンマガの週刊で5巻、月刊誌に移って2巻目が2018年9月に出たので、ここぞとばかりにエントリーさせて頂きました。(あんまコミックでないので)アニメ化もされて文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞まで取ってるのにいまいちメジャーになれきれないので、マンガ大賞で一気にブレイクしてほしいです。」

▲ ページの先頭へもどる