選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2019一次選考作品

『生理ちゃん』小山 健

  • 生理ちゃん

  • 「最初は絵の印象も手伝って、ちょっと引き気味に読んでいた。でも、どんどんと引き込まれて、途中からは「わー!生理ちゃん......!!」と、半泣きでつぶやきながら読んでしまった。なにがって、女性の弱さやつらさ、理不尽やその他もろもろの多難に、生理ちゃんは寄り添ってくれる。一方でダメさや至らなさもちゃんと叱る。そのバランスがあまりにも絶妙で、一羽を読み終わるたびに深呼吸をしてしまうほど。女性であることに疲れた時や、ふと考えこんだ時、手に取ってほしい。こんな味方がいるんです、本の中には。」

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