「短編集ですがおすすめです。一つ一つの短編が巧くまとまっており、読んでいて唸らせる作品。中でも「虚無をゆく」は絶品。こんなに考えられた世界観を幅広く拡げることもできたと思いますが、短編集ならではの短さにすっきり収めているのは水上先生の素晴らしい才能だと思います。(生意気なこと言ってすみません)その才能ふんだんに著されているこの作品は見事です。」
「最近、映画などを見ると「時間が短いから、オリジナル作品だとサブプロットが詰められていなく感じる。いっそキャラ数やら何やらをもっと絞ればいいのに、そうもいかないことが多いのだろうか...」とブスブス考えることが多かったのですが、潔くまとめられた短編が多く、ものすごく勉強になり、かつスッキリした気持ちになれました。」