選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2019一次選考作品

『壬生義士伝』ながやす巧、浅田次郎

  • 壬生義士伝 7 (画楽コミックス愛蔵版コミックス)

  • 「ながやす巧氏が、デビュー時から一度もアシスタントを使ったことがないと知ったのは、つい最近。つまり背景や効果まで全部一人で描いている。週刊少年マガジン連載の「愛と誠」もそうだったとは、あぜんとするしかない。さらなる驚きは、齢70で毎日ペンを握る、バリバリの現役であること。しかも、絵がさらに巧くなってる! カメラワークも演出も緊密で揺るぎない。もう10年以上コツコツ描き続けている本作、何と版元が2回変わり、昨年8巻目が出た。平成が終わる前に、こういう作品はもっと知られてほしい、読まれてほしいと思います。」

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