「これは奇跡のような恋の話。ラブホで2時間殴られ、こみ上げるゲロを飲みながら好きって気持ちが股間から溢れ出す......そんなシーンが涙でまともに読めません。性的マイノリティという枠を超えて、「生きにくい」「誰にも理解されない」っていう普遍的な苦しみに正面から向き合った傑作。コミックエッセイってここまで到達できるものなのかと震えました。」
「殴れられてエクスタシーを感じる。マジョリティには理解されがたいマイノリティーの性癖エッセイかと思いきや、普遍的な人と人の出会いの話であり、奇跡のような愛を見せられる展開に震えた。身を削られるようなラストだったけれど、人生捨てたもんじゃないと信じたくなるような読後感。」