選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2019一次選考作品

『御手洗家、炎上する』藤沢もやし

  • 御手洗家、炎上する(3) (KC KISS)

  • 「母親の火の不始末で両親が離婚し、家を出ることになった杏子。実は元の家には、後妻として母親の親友でもあった女性が連れ子と共に入り込み...。その家事の真相を探るため、家事代行として元の家に潜り込む。作家は期待の新鋭とのことだけど、タイトルにあるように、ストーリーの中心である、火事と家事と、SNSと言う炎上に繋がる部分が上手く絡み合って、よくできている。話の展開はとてもテンポよく、それぞれのキャラクターが、平行軸で関係しあう様は、伏線がどこに影響していくのか、このキャラの行動がさらに新たな火種を生み出すのかと、次の展開を想像しながら、読み進めることができて、1巻を試し読みしたら、どんどん続きが読みたくなって即最新刊まで買い揃えてしまった。」

▲ ページの先頭へもどる