「著者の服部先生の他作品「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」も「日ペンの美子ちゃん」(6代目)もそうなんですが、とにかく元ネタにたいするリスペクト(!)が素晴らしい。ので、全くしらない作品の回でも気になって気になってしかたがなくなり、そのあとアマプラ(もしくはネトフリ)で確認するという作業が発生し、1冊読むのに20時間くらい費やすことになった。これはすごいことですよ。映子さんのような視点で映画(もしくはその他のコンテンツ)をたのしむことができれば、きっとやさしい世界が広がるにちがいない。どんなものにでも魂は宿る。それを再確認させてくれたすばらしい作品。」
「邦画に対する愛に溢れたツッコミ。この作品の素晴らしいのは、そのツッコミのタイミングのよさ。もう抜群!」
「その昔、レンタル店で埃かぶってるようなB級映画を借りては観てました。「なんでこうなった」としか感想が浮かばない映画も、最初からそのつもりで観れば楽しいです。そういうアプローチでこの漫画を読むと幸せな気分になります。保証はしません。」
「「映画を撮る」ではなく、「映画の感想を語る」漫画も増えてきましたが、おそらくこの作品が一番の極北ではないだろうか。感想というよりプレゼン、いやコントかも?作中で紹介される映画が、とにかく観てみたくてたまらなくなる。」