選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2020一次選考作品

『あげものブルース』本秀康

  • 「去年たぶん20回以上繰り返し読んだマンガ。なぜか6才の娘が気に入ってしまい何度も読まされたから。娘は一番長いかりんとうの話だけあまり理解できなかったせいか、からあげととんかつと天ぷらの話ばっかりせがまれ、つい矢場とん行きたくなってしまう(つうか行った)お約束のオチ。次は目の前で揚げてくれる天ぷら屋さんかな...。こんなに一つの作品が個人的な体験に密接にかかわったことって久しぶりで。何十年か先に、この作品を手に取った時6才の娘の笑顔が真っ先に思い浮かぶはず。それってとてもぜいたくな楽しみだ。ちなみにあげものブルースと一緒に娘が選んだ絵本も一緒に買ったんだけど、そのタイトルが「コロッケできました」だった。どんだけあげもの好きな親子!」

▲ ページの先頭へもどる