「描写の美しい百合マンガ、という評価をはるかに超えて、昨年はブームを巻き起こしたように思います。青春の内面描写がとにかく素敵。でも、様々なジャンルへの展開を見た後に、是非現実世界における同性カップルの受難も知ってほしいです。「人が人を好きになること」はただただ素晴らしいです。」
「作画、キャラクターの心情の描写、言葉選び、ストーリー、各話のタイトルまで、全てに無駄がなく恋を知らない少女達の物語を描き切りました。多くの感動を貰った。これからも多くの方にやがて君になるを知ってもらいたいです。」
「全8巻で、美しく完結したので推す。言ってしまえば百合漫画なんだが、そのように、ただの一言で括ってしまうのはこの漫画で描かれていることどもに対して不誠実であるように思う。(なぜならば、そのような「簡単に名付けもできない想い」をめぐる物語であったと思うからだ。)年若きひとのこころにある、かそけき想いを、丁寧に、誠実に、しなやかに描いた、美しい漫画であった。しかも連載してたの『月刊コミック電撃大王』なのね。オタク向け一般誌で、ガリガリと市場を開拓してたタフな在り方もしてたのだ。たいしたものだよ。アニメもよかったねぇ、最終回永遠に続けと思ったもの。その、永遠に続けと願ったものが、媒体は違えど、美しく、見事に終わってくれたのが素晴らしいっすわ。」