「ギャルと生徒会長が『友達』になることを目指す『可愛くて真剣な友情譚』。青春のきらめきがまぶしくて、思わず泣いてしまいました。掲載誌で1話目を読んだときは、主人公のサナコのことも、この作品のこともこんなに好きになるとは思っていませんでした。どこか投げやりで自分を粗末に扱っているサナコに、どちらかといえばイラっとしたぐらい。でもそれは違いました。サナコは自分を粗末にしていたのではなく、自分のことも他人のこともどう大切にすればいいのかわからなかっただけ。ゆい君や同級生たちと接していくうちに徐々にその方法を知っていくサナコのことがどんどん愛しくなっていきます。1巻の終わりではまだサナコの味方が少ないのですが、2巻に収録されるお話ではサナコの世界がぐっと広がるので、どうしてもそこまで読んでほしいです!」