選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2021一次選考作品

『バクちゃん』増村十七

  • 「東京って良い街?日本て良い国?何気ない日常の楽しさに触れつつ、マスコットのように可愛らしい『バクちゃん』を通して、移民問題や人種差別、ダイバーシティを賛美しながらも不寛容な現代日本の実情が見えてくる。堅苦しく攻め立てる訳でも、強く主張している訳でも無いけど、取り敢えず人に優しくしなきゃな、と無意識を刺激してくれる良作。」

    「当たり前すぎて気付かなかったことに改めて気付かされるというか、読み終わった後には少しだけ自分の住んでいる世界の解像度が上がったような気持ちになりました。読んで良かったな、と素直に思えた作品。」

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