「人類の滅亡を賭けて主人公が戦う。とても魅力的だ。魔王だったり宇宙人だったりはたまた天変地異だったり。魅力的だからこそ、そういうものと戦うマンガは枚挙に暇が無い。ただ、この作品が戦う相手は、超斬新!この作品の2話、ラスト。『人類の摂取カロリーの8割近くは、たった14種類の植物性食物だ。もし私が人類の半分を滅ぼすとしたら、この人類の弱点を利用する』...!! こんな人類の危機を取り扱う物語を見たことがない!! それを防ぐべく行われている学問が『植物病理学』。まずその植物病理学がとてもとても魅力的なのだが、いままでに見たことのなかった知恵をベースに、なんとこれが教授と助手の(ほぼ)探偵ものエンターテイメントなのだ!名匠・竹良実さん、この先、絶対登場人物のイメージがひっくり返り、でも絶対納得のいく場所に連れて行ってくれるはず。無限の期待!」