選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2024一次選考作品

『東京入星管理局』窓口基

  • 「『メン・イン・ブラック』的な異星人取り締まり系美少女バディアクションSF、といったところから始まった本作ですが、ストレートに前に上にぶっ飛んでいくタイプのお話かと思いきや、巻を重ねるごとにより広く、より深く、東京に潜む様々な異星人の暮らしや陰謀、犯罪が描かれていくようになり、今や『現在進行形国産SF』という括りで見ても、最先端を走っていると断言できる作品となりました。建造物型の宇宙人の恋の行方、人体改造で『運勢』を強化された少女、不可視のマッチョ美少女など、センス・オブ・ワンダーをぶん殴って揺さぶりかけるアイディアの宝庫。何度だって宣言しますが、あの日の我々にとっての『トライガン』『ヘルシング』のような、ある種の「必修科目」となり得る魅力をもったマンガです!」

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