選考作品へのおすすめコメント
マンガ大賞2024一次選考作品

『四十九日のお終いに 田沼朝作品集』田沼朝

  • 「ありそうでなかった空気感。日常を綴った短編集ですが、どの作品も会話のテンポが気持ちよく、キャラクターひとりひとりの描写が事細かに描かれているわけではないのにそれぞれの人となりが見えてくるような奥行きを感じます。短いお話のなかにあるキャラ同士のコミュニケーションが、描かれていないそれまでとこれからの時間が見えてくるような自然さ。うますぎる。。久々に人との出会いっていいなって思えました。日々の心のささくれが癒えていくような居心地の良いマンガ。同時期に出ている連載作品と悩みましたが、こちらを推したいです。」

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