「親や先生ではない『用務員のお姉さん』という、少し距離のある大人の存在が物語の中心になっているのが新鮮で、その関係性がとても優しく描かれている作品。高校生たちが抱える悩みや葛藤は、一見小さなことに見えるけれど、本人たちにとっては本当に大きな問題で、その一つ一つを否定せず、ふんわりと寄り添う伏見さんの姿に、救われる気持ちになりました。作者の書いている別漫画の『保健の授業聞いてなかった奴』もとても好きです。応援しています。」
「ゆるゆるほわほわ、飄々とした用務員のお姉さんと、勤務先の高校の先生や生徒たちとの日常オムニバス。高校生たちから見たら大人だけど先生とは違う、少しだけ心を開いて打ち明けてもいいのか...?も...?という、絶妙な距離感。グイグイリードしたり感動的な台詞で悩みや困りごとを解決するわけでなく、ポンとただそこに置いてくれた温かい飲み物にホッとして少しの元気をもらって前に進めるかな?と思うような作品です。」